大人の矯正歯科治療に用いる装置は、
①表側矯正 ②舌側矯正 ③マウスピース型矯正装置(インビザライン、アライナーなど)があります。
①表側矯正
ブラケットを歯の表面に取り付ける一般的な矯正治療法ですが、ブラケットの素材に白いものを使用することで、目立ちにくくなります。また通すワイヤーも目立ちにくいものを選べば、より審美性が高まります。
➁舌側矯正
歯の裏側(舌側)に装置を取り付け、ワイヤーを通して歯を移動させる矯正治療法です。表側から装置が見えにくいため、人に気づかれずに治療が行えます。
③マウスピース型矯正装置
歯型を採って製作した透明なマウスピースタイプの装置を、歯の動きを見ながら交換し、正しい歯並びに導く治療法です。目立たないうえに取り外せることで食事やブラッシングも通常通り行え、また金属を使用しないため金属アレルギーの方にも適しています。
近年、材料や技術の進歩によって目立たない装置を使って歯を動かすことができるようになり、矯正装置の選択肢が増えてきました。
それぞれの装置にはメリットとデメリットがあり、これに症例の難易度や費用、審美性、期間の希望をふまえて、どの矯正装置にするか決定していきます。見えにくい装置やマウスピースなど、ご希望の装置がある場合はまずご相談ください。